元々は、店舗併用住宅だったのですが、家を建替えるのを契機に、個人住宅としてお願いしたいとのことでした。この家は、敷地が変形していて、なおかつ狭い上に、傾斜地(道路の段差が1m)と条件が悪かったのですが、道路側の建物の形をわざと斜め(ギザギザ)にとることで外観にアクセントをつけ、,道路に対してなじみを持たせました。また、良いことに、隣地に建物が近接していなかったので、採光が充分にとれ、光が差し込む明るい家になりました。
お客様には、既存の家の解体から完成まで毎日施工状況を見ていただくことができ、(お茶も毎日いただきました)造る方としても完成してしまうのが寂しいくらい楽しく家造りができました。施主様とは今後とも、末永くお付き合いをさせていただきたいと思います。
壁はジュラク塗り。床の間の背後全面にFIX窓をとることで和室全体を明るくさせました。
鳥取市気高町 T邸 | |
構 造 | 在来木造住宅 2階建て |
敷地面積 | 138.67m2 (42.02坪) |
建築面積 | 85.10m2 (25.78坪) |
延床面積 | 150.52m2 (45.61坪) |
建ペイ率 | 61.36% |
外観 (1)
外観(2)
和室8帖(客間)
ダイニングリビング
玄 関
キッチン
あまり面積がとれないので、間仕切り壁をやめ、広く感じるように全体を一間としてみました。中央にアクセントとして、杉のしぼり丸太柱を設置しました。
対面式のキッチン。親子の会話がはずみ、毎日うまいもんが出てきそう?と若ダンナが言っておられました。
外部は全て茶系色で統一することで、やさしいイメージをもたせました。